子どもたちの命

いま,世界のテロや紛争の状況をあらわす言葉として,「暴力の連鎖」「にくしみの連鎖」が使われています.そこには,あきらめにも似た想いが感じられることもあります.
 でも,本当に未来は絶望的なのか.
 何か,〈路〉はないのか.
 このブックレットでは,著者の鎌田先生が「小さな優しさの連鎖」ということを語っていらっしゃいます.
 この「小さな優しさの連鎖」の先に希望が見えるのでは.
 では,どのようにしたらいいのか.
 ぜひ,この小さな本を手にとってごらんください.

 今回は,ひさしぶりの,オールカラーのブックレットです.
 子どもたちが描いた絵,そして,子どもたちの写真が70枚近く(そのほとんどは,佐藤真紀さんが撮影しました)掲載されています.
 チェルノブイリ,イラク,パレスチナの子どもたちが語りかけることに,どうぞ,耳をすませてください.

岩波ブックレット編集部より
b0056666_11202428.gif


皆様、佐藤真紀です。鎌田先生と対談させていただき、本を作りました。
写真もたくさん入れさせていただいたので素敵な本になりました。是非読んでください。JIM-NETの秘密が、ふんだんに。
[PR]
# by JIM-NET | 2006-07-15 11:23

戦火の爪あとに生きる

b0056666_17304653.jpg
佐藤真紀の2冊目の子ども向けの本。
白血病の子どもたちの絵をふんだんに使い、JIM-NET,劣化ウラン弾のことがわかりやすく説明。子ども向けですが、大人がよんでも読み答えがあります。
JIM-NETのメンバー、童話館からの出版です。

目次

1 イラクってどんな国?
2 湾岸戦争がはじまる
3 イラク戦争がはじまる
4 戦後の子どもたち
5 アル・モーメンホテルの子どもたち
6 混乱のつづくイラク
7 アメリカでも
8 わたしたちにできること
9 60年前のヒバクチから現在のヒバクチへの支援
[PR]
# by JIM-NET | 2006-05-05 17:38

ひまわり

b0056666_1727574.jpg坂田明さんと昨秋、チェルノブイリを旅した。
甲状腺がんや小児白血病と闘っている放射能の汚染地へ今まで約6億円のお薬と80回の医師団を送ってきました。
…音楽も届けてあげたかった。坂田明のサックスが、汚染大地の病院にひびいた。「ひまわり」がすごかった。いつになく静かに、時にはうなるように、沈黙の大地を汚したことを怒り、そして静かに祈った。このテイストのアルバムをつくろうと思った。優しい癒しとかオレはダメと言っていた坂田さんが重い腰をあげてくれました。戦争や放射能汚染に傷ついた子どもたちの命を支え、環境や平和を守る活動をしているJFC(日本チェルノブイリ連帯基金)やJIM-NET(日本・イラク・メディカルネットワーク)を通して、すべての利益は子どもたちのいのちを支えるために使われます。「がんばらなくていいよ」が口グセの田舎医者ですが、今回は、あきらめないで、いいCDがプロデュースできたと思います。ホッとしています。」プロデューサー 鎌田實(JFC(日本チェルノブイリ連帯基金)・医師

みあげてごらん夜の星を
遠くへ行きたい

などの歌謡曲もジャズにアレンジ!

【演奏】坂田明(alto-sax、soprano-sax、clarinet)フェビアン・レザ・パネ(pf)吉野弘志(bass)ヤヒロトモヒロ(per)
[PR]
# by JIM-NET | 2006-05-05 17:29

なぜなんだい チャーリーブラウン

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4265800696/qid=1136186199/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/503-6528635-3912747
今年は戌年というわけでスヌーピーの本の紹介からいきましょう。
友達が白血病になってしまった。
差別、偏見、あるいは、病気の子どもだけが大事にされて。兄弟や友達のやっかみ。
ライナスの姉ちゃんのルーシーの「わからんちん」はいいですね。

この本は、感動を与える絵本というよりは、教科書的な感じがして、イラクのドクターたちに英語版を何冊か買ってあげようと思います。
聖路加の細谷先生の訳
b0056666_1624769.jpg
[PR]
# by jim-net | 2006-01-02 16:27

ゴルゴ13

さて今日は現在書店に並んでいるゴルゴ13を紹介します。
「冥王の秘密」はネバダ州の核実験でヒバクした兵士の話。湾岸戦争の劣化ウランのことにも少し触れられています。
b0056666_19544228.jpg

[PR]
# by jim-net | 2005-08-16 19:50

ジャズで原爆を聞いてみる

さて、まずはカウントベーシーから行きましょう。
「アトミック・ベイシー」何でこんなタイトルで、こんなジャケットなの?
別にベイシーは、核の話をどうのこうの音楽で表現したわけでもなく、プロデューサーの意向だと思うのだが。
51年には原子力発電、52年には水爆の実験に成功。冷戦のはじまりとともに行けいけムードのアメリカをいかによくあらわしているかと言うことにもなる。この演奏は1957年のもの。
この時代をアトミック・エイジと呼んでいるらしい。

「神よ、原子力爆弾を落としたもうな」
チャリーミンガス
ミンガスといえば、公民権運動のさなかにあり、まるでドキュメンタリーのように風刺作品を作って行ったような時期もあり、「フォーバス知事の寓話」のようにそんな時は必ず渋いボーカルが入っている。
 この作品でも
「神様、お願いだからやつらに原爆を俺の上に落とさないでくれ。俺は、本当にそうなったらいやだから、神様、やめてくれ。
何でもしゃべるから」と叫んでいるのが面白い。
オリジナルは1961年の11月6日の録音。
スー・ミンガスのプロデュースで1999年にミンガスの政治性を結集したトリビュートアルバムが出ていてこれもお勧め。

 マル・ウォルドロンは、アメリカからベルギーに渡ったピアニストだが、日本人と結婚したこともあり日本への思いは深い。
アトミックエナジーという曲は原子力の情念とも言うべきか。ピアノで繊細に表現している。

穐吉敏子は、ミンガスともよく演奏した。オーケストラはミンガスバンドを髣髴させるような部分もある。2001年8月6日広島でのライブ。
詩の朗読
「8月6日、午前8時15分、ぴかっと今まで見たこともないような光がして、地球誕生以来はじめて原子爆弾が私たちの住んでいる広島に落ちました。。。」

「これは原水爆のない世界、そして願わくば平和な世界をという広島から愛と希望をこめた全世界へのメッセージです」
という言葉で締めくくられる。
穐吉敏子こそ、日本とアメリカの狭間を見続けてきた音楽家もいない。

b0056666_20232612.jpg
b0056666_20234715.jpg
b0056666_2024233.jpg
b0056666_20241679.jpg

b0056666_2042297.jpg
[PR]
# by jim-net | 2005-08-13 20:40 | CD

戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新しい社会のつくり方

b0056666_3375059.jpg戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新しい社会のつくり方
エコとピースのオルタナティブ
著者: 田中優

出版社:合同出版
ISBN:477260345X
サイズ:単行本 / 178p
発行年月: 2005年 07月
本体価格:1,400円 (税込:1,470円)

表紙にはラナちゃんの絵!
JVCつながりで 田中優さんがラナちゃん募金に関しても紙面で紹介してくれています。


推 薦】桜井和寿さん(Mr.Children)
 この手の本は大抵、「このままだと未来は絶望的だ」って感じの脅し
と「現在(いま)の生活を悔い改めよ」といわんばかりの反省を強要するものが多いものだから、実際、僕も重い腰を持ち上げるようにしてこの本を読み始めた。
 でもね。ここには可能性が書かれている。希望がかかれている。
自分たちの未来にまだまだワクワクしていられる。
 そう思えて嬉しくなった
【目次】
第1章 戦争の原因はエネ・カネ・軍需/第2章 地球温暖化の問題/第3章 エネルギーをシフトする/第4章 カネの問題/第5章 別なカネの使い方/第6章 新たな社会へ
[PR]
# by jim-net | 2005-08-03 03:44 |

いのちって何だろう 佐藤真紀他

b0056666_3203735.jpg
村井さんと坂下さんと一緒に作った本です。
3人で集ればいいなあと思っていたのですがいまだ実現せず。佐藤真紀が第三章を担当していきなり日本の話からパレスチナへ飛んでいます。
ここで、佐藤はパレスチナで、広島・長崎のことにこだわり子どもたちと「原爆展」を開催したこと。そしてイスラエルでは、核問題を暴露したユダヤ人、モルデハイ・バヌヌのことにも触れています。
「核の廃絶は教育しかない」パレスチナでの活動が自然とイラクへと佐藤を駆り立ててゆきました。


いのちって何だろう―学校・家庭・戦場で 子どもとともに 選書オルタ
村井 淳志 (著), 佐藤 真紀 (著), 坂下 ひろこ (著)

第1章 いのちを考える授業―ニワトリを殺して食べる(いのちをどう教えるのか
小学三年生のいのちの授業
ニワトリを殺して食べる授業)
第2章 子どもと考えるわたしたちのいのち(母になってその子を失って
生と死はつながっている
先生と考える子どものいのち ほか)
第3章 戦争と「テロ」を生きる(パレスチナから考える「テロ」
国際社会と核
二一世紀の幕開けと九・一一 ほか)

コモンズ 1700円
[PR]
# by jim-net | 2005-08-03 03:29 |

内部被曝の脅威 肥田舜太郎+鎌仲ひとみ

b0056666_3164770.jpg

劣化ウラン廃絶キャンペーンの呼びかけ人でもあるかまちゃんこと「鎌仲カントク」の力作。
広島でヒバクした、肥田医師の体験もいまさらながら説得力があります。
そして、やっぱり面白いのが、肥田先生とかまちゃんの対談。いろんな意味で目からうろこが取れて、よし、やるぞという気になる一冊です。



内部被曝とは、放射性物質を体内にとりこみ、長時間にわたって身体の内側から放射線を浴びることである。恒常的に被ばくすることで遺伝子が傷つけられ、癌などを誘発するといわれている。だが、このリスクを見極める研究は少なく、人体への影響をめぐっては議論百出だ。本書では、ヒロシマでの被ばく後、六十年にわたり内部被曝の研究を続けてきた医師・肥田舜太郎と、気鋭の社会派ジャーナリスト・鎌仲ひとみが、内部被曝のメカニズムを解き明かし、その脅威の実相に迫る。「劣化ウラン弾」などの大量使用により新たな様相を帯びる「核の脅威」に斬り込んだ、警世の書。

【目次】
第1章 世界に拡がる被ばくの脅威(被ばくの論点/イラクの被ばく者たち)/第2章 爆心地からもういちど考える(爆心地の風景/内部被曝で死んでゆく人々/被ばく者特有の症状とは何か)/第3章 内部被曝のメカニズム(放射線の基礎知識/内部被曝の危険について/内部被爆の症状)/第4章 被ばくは私たちに何をもたらすか(アメリカの被ばく者たち/劣化ウラン弾は何をもたらすか)/第5章 被ばく体験を受け継ぐ

ちくま書房 680円
[PR]
# by jim-net | 2005-08-03 03:09 |